ルアーフィッシングでよく近隣の海岸に出掛けている私ですが、その多くは港湾や河口といった周囲が込み込みしたエリア。沖が見渡す限りの水平線で地球が丸いと実感出来たのは、私の愛車BMWにドライブレコーダーを付けたばかりの頃、ゴールデンウイークに訪れた千葉県の犬吠埼のドライブでの事でした。
自宅からは首都高速から東関東自動車道を乗り継ぎ、利根川沿いに車を進めて片道およそ3時間弱の行程。高速を降りてすぐのロケーションかと思ったのですが、東に突き出た犬吠埼までは中々遠く、利根川の雄大さと南関東の河川とのスケールの違いを思い知る事となりました。
それでも昼前後には銚子市街を抜け、見渡す限り太平洋の海原が広がる海岸線に到着。しばらく南下すると、遠くからでも白く目立つ犬吠埼の灯台が現れました。
始めは入場料を払って灯台に登る事も考えたのですが、入場者も多い上その周囲に伸びる遊歩道からでも雄大な太平洋が眺められますから、私はこちらを選択。これだけ遮る物の無い海原を見たのはこれが初めての事で、沖合でゆるやかにカーブを描く水平線を見て、やはり地球は丸いのか・・と感動する事が出来たのです。
雄大な風景を見ると自然と心もスッキリするもので、帰路のドライブも不思議と眠気を感じる事なく、心地良い満足感と共に帰宅出来ました。